認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けるために~埼玉県上尾市
埼玉県でイベントが開催されました
2017年1月18日、埼玉県上尾市で認知症に関するイベントが開催され、認知症サポーター養成講座のほか、AMG地域健康推進研究所の前園徹氏を迎えた講演会も行われました。
通常の認知症サポート養成講座は90分の講座が基本。今回は講座だけでなく、「健康であり続けるための身体づくり」と題された講演会をプラスしたイベントとなっており、上尾市の認知症対策に対する前向きな姿勢がうかがえます。
また、参加者も約130名と盛況で、自治体だけでなく地域の人々も一丸となり、認知症になっても暮らしやすいまちを目指す様子がつまびらかになりました。
認知症サポーターとは:
厚生労働省が「認知症を知り地域を作るキャンペーン」の一環として、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指して養成されているもの。日常生活の中で認知症の人と出会ったときに、その人の尊厳を損なうことなく適切な対応をすることで、認知症の人と介護家族を見守り、応援者となることが期待されています。
認知症サポーターには認知症を支援する「目印」となるブレスレット(オレンジリング)を配付。サポーターが地域に増えることにより、認知症やその家族の方たちが住み慣れた地域で長く生活を送れるようにすることを目的としています。
認知症ねっと「認知機能チェック」の体験も
当日は認知症ねっと運営事務局も参加し、来場の皆様に「認知機能チェック」を体験していただくコーナーも。 中にはタブレット端末に慣れていない方もいらっしゃいましたが、皆一様に真剣に取り組んでくださいました。
認知症を心配される世代の方々の中には、PCやタブレットを普段使うことがない方も多いでしょう。こうした機会を作ることで、実際に触れ、認知症予防に活かせることを実感していただけたのではないでしょうか。
▼外部リンク
上尾市認知症サポーター養成講座を開催しています – 上尾市Webサイト/
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