クラウド上で脳の活性度測定 脳楽チェッカー開始

2017年1月31日

脳の健康状態をチェックできる「脳楽チェッカー」

ソフトウェア開発や販売を行っているゼッタテクノロジー株式会社は1月18日、クラウドサービスの「脳楽チェッカー」を開始すると発表しました。サービスは昨日1月30日より開始されています。

この脳楽チェッカーはパソコンやタブレット端末のアプリから脳の健康状態をチェックしたり管理したりできるサービスで、信州大学教育学部教授、医学部大学院教授、医学博士の寺沢宏次教授による監修です。

認知症の早期発見にも利用されている「GO/NO-GO課題」

脳楽チェッカーで活用されているのは「GO/NO-GO課題」の理論。この理論はイヌにおける条件反射実験で知られるイワン・パブロフの弟子らが、条件反射と光刺激を組み合わせて考案し、脳の発達状態を調べる際に利用されていて、認知症の早期発見にも応用されています。

5分で認知機能の問題に気づける新サービス

この新サービスを利用することで、認知機能の問題に早い段階から気づくことができ、認知症に至る前に対処を行うきっかけとすることができます。

1回の検査は5分。同社はこの新サービスを活用すれば、老人ホームやデイサービス、スポーツジム、公共施設などで施設利用者や職員の脳の健康状態を確認できるとしています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
”脳楽チェッカー” – GO/NO-GO課題検査による脳の活性度測定クラウドサービスの提供を開始 –

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