認知症の人の意思を尊重するには? 市民講座開催(川崎市)

2017年1月21日

認知症当事者がいきいきと暮らすために

2月4日、神奈川県川崎市高津区の高津市民館ホールにおいて、第12回認知症市民公開講座が開催されます。テーマは「認知症になってもいきいきと ~本人の意思を尊重した生活のために~」となっています。

この市民公開講座は日本医科大学や同大学武蔵小杉病院、川崎市などの主催で、参加費は無料、現在、参加者を募集しています。

5人に1人が認知症の時代に

厚生労働省は、2025年に約700万人、国民の約5人に1人が認知症になる可能性があるとしていて、認知症の人の増加に備え、当事者やその家族が安心して暮らせる地域づくりが求められています。そのためには、医療や介護、福祉などの専門家や地域の連携が必要になります。

講演とパネルディスカッション

この市民公開講座では、日本医科大学武蔵小杉病院認知症センター部長の北村伸さんが「認知症を正しく理解しよう」をテーマに講演し、当事者の石橋淳一さんとNPO法人「認知症の人とみんなのサポートセンター」の沖田裕子さんは「本人からのメッセージ」と題して講演する予定となっています。

そして、パネルディスカッションでは、関口医院院長の関口博仁さん、かしまだ地域包括支援センターの柳原智江さん、認知症の人と家族の会神奈川県支部の山本文子さん、川崎市健康福祉局地域包括ケア推進室医療・看護担当課長の齋藤昭之さん、フリーアナウンサーの久田直子さんが登壇します。

日時: 2月4日(火) 13:00~16:00 開場12:30
場所: 高津市民館ホール
   神奈川県川崎市高津区溝口1-4-1 ノクティ2 11階
   JR武蔵溝ノ口駅北口・東急溝の口駅東口から徒歩2分
費用: 無料
申込期限: 1月31日(火)
定員: 600名
(プレスリリースより引用)

申し込み方法など、詳しい情報は以下リンク先の日本医科大学街ぐるみ認知症相談センターのサイトで確認を。

(画像は日本医科大学のサイトより)

▼外部リンク
認知症市民公開講座


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