デザイン力で認知症患者を支える

2017年1月22日

環境づくりに欠かせないものは

「介護が必要になっても、病気で治療が必要でも、使いやすく暮らしやすい場づくりを実現する」を掲げ、介護施設、医療施設の設計及び施工管理業務を行うケアスタディ株式会社は、東海大学教養学部講師の山崎 正人さんを講師に招いた、認知症ケアの環境づくりに関する連続講義の4回目を開きます。

認知症になっても、その人が持てる能力を活かすための環境づくりは、認知症患者を取り巻く人ひとり一人が考えなければならない課題ですが、それには他の事例にならった知識と環境づくりのちからが必要になります。

連続講義では、自らもグループホームに勤務しながら認知症患者を支える環境づくりの研究を進める山崎 正人さんが、4回に渡って環境づくりの具体的な工夫を紹介してきました。

熊本地震で得た知見

デザイナーでもある山崎さんは独特の観察力とデザイン力で現場に役立つ方法を考案してきました。

この4回目の講義では、熊本地震で発生した専門職支援の要請に山崎さんが応じ、様々な活動を行う中で見えてきた事柄を中心に、集団生活を維持するための造形活動の必要性を講義します。

開催概要:
日時:2017年2月15日(水) 18:30~
会場:東中野キングス・ガーデン 東京都中野区東中野4-2-16
定員:60名
参加費:1,500円(資料代・ワンドリンク・お菓子代含)

在宅・施設介護の携わっている人、または介護に興味のある人な参加対象です。

(画像はパンフレットPDFより)

▼外部リンク
ケアスタディ


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