エクシング音楽コンテンツでMCIの認知機能改善を確認

2017年1月20日

JOYSOUNDでおなじみの株式会社エクシング

愛知県名古屋市瑞穂区に本社があり、通信カラオケのJOYSOUNDの運営などで知られている株式会社エクシングは、臨床試験により、同社が展開している高齢者向け音楽療養コンテンツ「健康王国」が軽度認知障がい(MCI)の認知機能に改善効果を確認したと発表しました。

この臨床試験は運動療法、音楽療法、アロマ療法を3か月間続けて行ったもので、「あたまの健康チェック」で確かめたところ、被験者の多くで改善が見られたそうです。

軽度認知障がいとは、認知症の前段階ともいえる認知症予備軍のこと。この実証試験は軽度認知障がいの疑いがある人に対し、運動療法、音楽療法、アロマ療法の有効性を確認するために行われたものです。

それら療法のうち、運動療法と音楽療法は、同社が展開しているコンテンツ「健康王国」を活用。専用機器である「JOYSOUND FESTA」を使用して、能動的音楽療法、受動的音楽療法、軽度運動療法を行っています。

同社はこの実証試験の結果を、「健康王国」を使用した補完代替医療法の組み合わせの有効性が再確認できたとしています。

今後、軽度認知障がいを持つ人や、認知症の初期症状を持つ人に対し、改善効果の高いコンテンツを提供したいとしています。また、効率的なレクリエーションの実施方法などの研究も行うとのことです。

（画像は株式会社エクシングのサイトより）

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