シニア向け手書きコミュニケーションアプリ開発に支援金募集
2016年12月6日
認知症の予防にもつながるアプリを
東京都杉並区阿佐ヶ谷に本社がある株式会社nagomiが、シニア層がデジタル社会に取り残されないように、手書き入力コミュニケーションアプリを開発するための支援金をクラウドファンディングで募っています。このアプリの開発は認知症の予防などにもつながるとのことです。
デジタルディバイドの解消に
日進月歩で変化するデジタル技術。しかし、必ずしも全ての人がパソコンやスマートフォン、インターネットの新しい技術を利用できているわけではありません。デジタルディバイドというデジタル技術を使える人と使えない人の格差が生まれているのが現実です。
特にデジタルディバイドは年齢層によって生まれやすく、高齢者は端末の操作でつまずくことになりがちです。そこで、キーボードではなく、手書きで文字を入力できるアプリが必要になります。
目標は2017年2月27日までに300万円
日常的に人とのコミュニケーションを持つことは認知症予防につながります。また、支援金を募集している株式会社nagomi代表取締役の慶長久和さんは、文字を書くことも脳の活性化につながるため認知症予防、さらには医療費削減効果もあるのではないかとしています。
慶長さんはシニア向けNPO法人での活動経験から、手書き入力コミュニケーションアプリの必要性を感じたとのこと。このアプリ開発のために、現在、クラウドファンディングとして支援金を募集中で、目標金額は3百万円、2017年2月27日午後11時までの受け付けとなっています。
▼外部リンク
ようこそ 株式会社 nagomi のホームページへ
手書きコミュニケーション「nagomi」の開発・サービス開始へ!(慶長 久和) – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 11/28(木)「オンラインフレイル予防講座」防災編を開催(福岡市)
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【広川先生監修】5分で分かる認知機能チェック(無料)はこちら
- 認知症は予防できるの?
- 認知症の種類とその詳細はこちら