【今夜8時放送】映画監督「介護は肯定から」~NHK Eテレ
2016年11月30日

普段は介護福祉士 映画はその体験がベース
NHK Eテレ(教育テレビ)の番組「ハートネットTV」は11月30日水曜日、「リハビリ・介護を生きる あなたがあなたをわすれても 介護士 映画監督・谷口未央」を放送します。
放送で紹介するのは、介護福祉士として働きながら、認知症を描く劇映画「彦とベガ」で監督・脚本をした、谷口未央氏(37歳)です。
「彦とベガ」というタイトルは、登場する80歳の夫と認知症になった77歳の妻が、互いを「彦」「ベガ」と呼び合うことからつけられたものです。
美しかった当事者の言葉
谷口監督は、介護施設での経験から、この構想を思いつきました。「お母さんに怒られるから早く帰らなきゃ、、、」と、自分のことを中学生だという認知症の女性の言葉を聞き、美しいと感じたといいます。
谷口監督は、
「介護される側も介護する側も、互いに与え合える。介護は肯定から始まる」「老々介護や認知症、マイナスな印象を持たれがちなテーマだが、老いの先にある“生”と“きらめき”をすくい上げることに心を砕いた」
(番組紹介ページより)
とのことです。
放送では、そんな谷口監督の映画に込めた思いを聞きます。
出演は、谷口 監督の他に、タレントの荒木由美子、それに桜井洋子アナウンサー。
放送は11月30日水曜日の午後8時から。また、12月7日水曜日の午後1時5分から再放送されます。
▼外部リンク
NHK福祉ポータル ハートネット
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