認知症を抱える高齢者に嬉しいケアセンターが高松木太に開設
2016年12月4日
1箇所で複数のサービスを提供する介護サービス拠点施設
平成28年11月22日、ショートステイやデイサービスまたケアマネジメントを1箇所で提供する、パナソニックエイジフリーケアセンター高松木太を開くと、パナソニック株式会社が発表しました。
なお、開設日は同年12月1日です。
環境の変化に伴うストレスの軽減を目指して
現在高齢化の影響もあり、認知症を抱える高齢者の数は増加しています。また、認知症自体その進行とともに日常においてサポートを要するようになるのですが、多くの場合認知症状はもちろん徘徊等のBPSDがこれを難しくするのです。
そして、治療は進行を遅らせるものしか現段階ではありません。しかし、その進行速度を左右させる要因の1つにストレスがあることが明らかとなっており、認知症ケアにおいてストレスの軽減が重要な要素であると言えるのです。
こうした中、今回開かれるパナソニックエイジフリーケアセンター高松木太は、1箇所で3種類のサービスを受けることができます。
なので、認知症を抱える高齢者にとっては慣れ親しんだ場所で、必要な介護サービスを受けることが可能なため本人のストレスを和らげられ得るのです。
宿泊からケアマネジメントまで一括提供
当該ケアセンターで行われる具体的なサービスは、宿泊を伴うショートステイと日中のみの利用となるデイサービス、また本人にとって必要なサービスを提案したりする、ケアマネジメントとなっています。
そのため、本人の症状はもちろんのこと嗜好等を踏まえた総合的なケアが可能と言えるのです。
加えて、施設にはパナソニックにより開発された様々な関連機器が導入されており、その1つとして玄関に顔認証システムがあります。このことから、認知症による徘徊がある場合でも安心して利用できます。
▼外部リンク
「泊まり」「通い」「訪問」の複数の介護サービスを提供「パナソニックエイジフリーケアセンター高松木太」を12月に開設予定
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