認知症初期集中支援チームを横須賀市が発足

2016年11月26日

専門医及び市職員そして専門職による包括支援チーム発足

平成28年11月15日、初期の認知症を抱える人及びその疑いのある人に対し、包括的にかつ集中的に支援を行う支援チームを発足したと横須賀市が発表しました。

なお今回発足された支援チームの名称は、「横須賀市認知症初期集中支援チーム(にこっとチーム)」で、従来横須賀市で行われていた認知症高齢者相談事業を発展させたものです。

包括的な支援で本人や家族の生活をサポート

認知症はその進行とともに日常的なサポートが必要となり、多くの場合本人の家族がこれに当たります。また、治療においても根本的なそれは確立されておらず、早期発見と治療開始により進行を遅らせるものが行われているのです。

一方で、認知症の特徴を踏まえた日々のケアもその進行を遅らせるため重要となります。

そこで横須賀市は、専門医及び地域包括支援センターそして市職員により構成される支援チームを発足させました。そして、これにより認知症との診断を受けた人またそれが疑われる状態の人とその家族に対し、包括的にサポートしようというのです。

対象及び支援内容等について

当該支援チームによる支援の対象者は、横須賀市に在宅にて生活している40才以上の者で、認知症との診断を受けているもしくはその疑いがある人等となっています。

また支援期間は約6か月とされ、期間内で早い段階での受診や利用可能な介護サービスの勧奨並びに、認知症に関連する助言を行っていき、安定的に生活できるよう目指していきます。

詳しくは、外部リンクを参照して下さい。

▼外部リンク
横須賀市認知症初期集中支援チーム(にこっとチーム)が始動しました(2016年11月15日)

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