認知症カフェの「パワー」を紹介~介護の学校in広島
2016年11月27日
1日限りの「学校」が盛況に
11月13日(日)に行われた平成28年度「介護の学校in広島」で、福山平成大学・福祉健康学部福祉学科教授の中司登志美氏が認知症カフェについての講義を実施しました。
この「介護の学校in広島」は、広島県福祉・介護人材確保等総合支援協議会が主催したもので、介護にまつわる4つのテーマについて、研究者や医師、介護施設の職員等が講義等を行うイベントです。
34名が講師として参加。聴講者は200名を超え、高校生、専門学校生、大学生、高校教諭、専門学校や大学の教員、介護や福祉の専門職、高齢者等の一般市民と、年齢層も所属も幅広人々が集まりました。
中司氏は、『「認知症カフェ」のパワー~認知症の人と家族、住民、専門職がつながる~ 』と題して、自身が研究として取り組んでいる「認知症カフェ」について、70分間の講義を行いました。
講義の後「私たちもやってみたい」との声が
講義は、これまで2年間福山市新市町で取り組まれてきた認知症カフェ「ガーデンカフェ」と、今年10月から御幸町でスタートした「平大認知症カフェ」を引き合いにして行われました。
その中で中司氏は、前者はイギリス型に近いカフェ、後者はオランダ型に近いカフェと紹介して、これら2つのカフェの違いや共通点を説明しました。
講義には、44人の申し込みがあり、教室はほぼ満席となりました。認知症カフェに対する関心の高さがうかがえました。
授業後に「私もやってみたい」と質問に来る人が数名ある等、多くの人々が集まる認知症カフェにとって人集めの良いPRとなりました。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
「介護の学校 in広島」4限「認知症カフェのパワー」
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