医学の専門家が認知症の基本を解説~札幌医科大が公開講座

2016年11月19日

図やイラストを使って分かりやすく

札幌医科大学は11月10日、北海道苫小牧市で開催した『すこやかライフ講座「認知症の基本的な理解と予防」』の様子を、大学のホームページ上で写真ニュースとして伝えています。

講座では、札幌医科大学・医学部神経内科学講座教授の下濱俊氏が「認知症の基本的な理解と予防」と題して講演しました。

講演では、下濱氏ははじめに、脳の構造からみる認知症の基本的な知識について図やイラストを使って話し、早期受診・早期診断の大切さについて来場者に語りかけました。その後、認知症の気づきのポイントについて解説しました。

さらに下濱氏は、認知症に種類があり、それぞれの種類に合わせた適切な治療を行うことの大切さについても説明しました。

来場者の関心の高さ

下濱氏は認知症の予防の可能性についても話をしました。ニュースでは、来場者はうなずいたり、メモをとったりする等、熱心に聴講しているようでした、と伝えています。

ホームページに掲載された写真では、北海道新聞苫小牧支社の会場は、来場者で座席がほぼ埋まっており、講座への関心の高さがうかがえます。

「すこやかライフ講座」は、札幌医科大学と北海道新聞社との連携協定事業「健やか北海道プロジェクト」の一環として開催している道民向けの公開講座です。10月20日に苫小牧市でこの講座を開催した他、10月15日は江別市で予防接種をテーマにした講座も行われました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
札幌医科大学 写真ニュース


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