認知症最新ニュース

「認知症」とは何か、介護現場を通して学んだ

2016年11月20日

フィールドワーカーとなり身をもって考えた

株式会社生活書院は、『あなたを「認知症」と呼ぶ前に――〈かわし合う〉私とあなたのフィールドワーク 』を出版しました。

『あなたを「認知症」と呼ぶ前に』は、「ケアされる側」にたたされる人たちの、それだけではない「生のいずまい、たたずまい」に魅かれた著者が、自らの「とまどい、まよい、失態」を見つめ、その人たちと私〈との体験〉をくみとり、聞きとり、描きだす中から、これまでとりこぼされてきたさまざまなことがらを浮かび上がらせる、〈身をもって〉考えるフィールドワークの全貌です。



『「本人は幸せだよね」ってマジかよ』

フィールドワーカーとして、認知症介護の現場で体験したことが数多く綴られています。項目の見出しには、「白くなれ、白くなれ」「ほしけりゃ、あげましょ、のしつけて」、等、印象に残った認知症本人の言葉が数多く使われています。

特に、「ユキさん」と呼ばれる認知症の人へのフィールドワークについて、詳しく書かれています。

これらのことから、著者は認知症介護のポイントは、認知症を知ることであり、そのためには本人の言葉をよく聞くことにあるとしている。

末尾の補章として「認知症当事者の〈姿〉はどこにある?」のタイトルで、愛知鉄道事故判決(「認知症徘徊事故訴訟」)に関する報道について、当事者の姿が見えていないのではと疑問を投げかけています。

「徘徊」する人の焦りと不安を感受しているか、助けを求めることへの羞恥心に気づけているか、等です。

著者は、出口泰靖氏。

A5判並製で440ページ、定価は2,700円(税別)です。

▼外部リンク

生活書院
http://www.seikatsushoin.com/

▼購入はこちらから


こちらのニュースもどうぞ

認知症最新ニュース アクセスランキング

  1. 1認知症患者は2025年に700万人を突破。65歳以上の5人に1人
  2. 2レビー小体型認知症のパーキンソニズムに対し有効性
  3. 3認知機能の維持に希望の光!注目される「コリン」の効果とは[PR]
  4. 4白質病変を地中海料理で防ぎ認知症予防。たけしの『みんなの家庭の医…
  5. 5【NHK今夜放送】 脳がよみがえる!? 再生医療大国・日本の底力
  6. 6東急不動産、認知症にやさしいケアレジデンス
  7. 7アルツハイマー型認知症の新薬候補、米バイオジェン社に期待
  8. 8認知症対策の国家戦略『新オレンジプラン』策定
  9. 9認知症で注目されているコリンと コレステロールの意外な関係?![…
  10. 10介護の現場 入居者の意思を尊重し「できること」を探す[PR]
このページの
上へ戻る