岡山県 若年性認知症支援センター設立
2016年11月13日
若年性認知症を抱える者の生活を専門家がサポート
平成28年10月岡山県は、若くして認知症を発症してしまった人々の生活をサポートするため、若年性認知症支援センターを開くと発表しました。
若年性であるが故の特性を踏まえたサポートを目指して
現在、認知症を抱える者が増加傾向にあります。また、その中でも若年性のそれは発症年齢が65歳未満といわゆる働き盛りであることから、これを踏まえたサポートが必要となるのです。一方、国は全国規模での認知症を抱える者の増加を受け、平成29年までの若年性認知症専門コーディネーターの配置を促しています。
そこでこうした事柄を背景に岡山県は、若年性であるが故の特性を踏まえたサポートを行っていくため、若年性認知症支援センターを開くこととしたのです。
専門家が電話や面談でサポート
当該支援センターでは社会福祉士や保健師また臨床心理士が交代で、毎週月曜日、水曜日、金曜日の午前10時から正午まで及び午後13時から午後16時まで、専用電話番号にて相談に応じてくれます。
加えて、片山内科クリニックの院長で認知症専門医の片山禎夫氏がコーディネーターとしての役割を担い、電話のみでは難しい場合には個別での面談も行っていくのです。
そして、若年性認知症を抱えた者の治療や就労また住宅ローンの返済等といった、生活全般においてサポートを行っていきます。
▼外部リンク
「おかやま若年性認知症支援センター」を開設します
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