物忘れや認知症に関する相談をかかりつけ医へよりしやすく
2016年11月8日

こうちオレンジドクター登録制度開始
早い段階での認知症発見を目的にかかりつけ医へ物忘れや認知症について、相談しやすくするため「高知県もの忘れ・認知症相談医(通称こうちオレンジドクター)登録制度」を開始したと、高知県が発表しました。
早い段階での発見及び治療開始を目指して
現在、抱える者が増加している認知症ですがその病質上、進行とともに日々の生活において他者のサポートが必要となってきます。しかし、その一方で早い段階で治療に当たることで、進行の遅延や症状の改善が望めるものです。
そうしたことから高知県は、「高知県もの忘れ・認知症相談医(通称こうちオレンジドクター)登録制度」を、新たに始めることにしました。そして、これにより主治医へ物忘れや認知症について気軽に相談しやすいよう図り、ひいては早い段階でのアプローチ開始を促すのです。
こうちオレンジドクターについて
こうちオレンジドクターは、認知症サポート医養成研修やかかりつけ医認知症対応力向上研修等を修了し、なおかつ専用名簿に名前を連ねることに同意した医師を指します。また、これらの中で認知症サポート医となった者は「チーフ・オレンジドクター」として、他のオレンジドクターへのサポート役等もかねることになるのです。
加えて、こうちオレンジドクターの居る病院等では専用プレートが掲げられ、診察時での認知症や物忘れについての相談が受け付けられるとともに、関連支援が行われることとなります。
▼外部リンク
高知県もの忘れ・認知症相談医(こうちオレンジドクター)について
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