認知症啓発イベントRUN伴がグッドデザイン賞受賞

2016年10月16日

認知症啓発を目的とするたすきリレーRUN伴がグッドデザイン賞に

認知症を抱える人と地域住民とを繋ぐため全国縦断のたすきリレーを行っている、RUN伴が2016年度グッドデザイン賞に選ばれた。

認知症を抱える人と地域住民の出会いの機会を提供する点が評価される

認知症を抱える者またその家族を取り巻く現状は、地域での孤立化等と問題も多く未だ十分とは言えない。一方で、認知症は発症後も適切なケアを受けることが出来れば、住み慣れた地域での生活も可能となる。

こうした中、認知症当事者と地域住民が出会う場をたすきリレーによって提供するため、認知症フレンドシップクラブはRUN伴を実施している。その結果、様々な動きが各地でみられるようになる等と実を結び、今年は全国縦断にまで規模を拡大させたのだ。

そして此度、これまでの実績が評価され2016年度のグッドデザイン賞受賞に至ったのである。

RUN伴について

RUN伴は認知症フレンドシップクラブにより行われるたすきリレーで、このイベントを通じ認知症を抱える者や関係者及び地域住民との接触機会を提供、それにより相互理解や交流を促すものだ。

また、北海道から始められたこれは、今年全国規模へと拡大し参加人数も11,000人にのぼった。

なお、このRUN伴が行われた地域では先に触れたように、これをきっかけに地域における課題解決の動きや、認知症を抱える人々の暮らしがアクティブになるなど等の変化がみられている。

▼関連リンク
認知症ねっとRUN伴2016特集ページ

▼外部リンク
RUN伴が「グッドデザイン賞」を受賞!
RUN伴公式サイト

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