レクリエーションやケアの事例満載~レクリエ特別号

2016年11月12日

効果の背景にある認知症の特性も詳しく解説

世界文化社から、介護・レクリエーション情報誌「レクリエ」の特別号「大特集 認知症レク&ケア こうしたらうまくいった!」が発売されている。 この特別号では、認知症の人に対するレクリエーションとケアの方法を、数多くの事例で紹介している。

さまざまな手法や療法が取り上げられているが、例えば「園芸療法」では、五感をフルに活用することがポイントであるとしている。またこの療法では、計画・準備から栽培、収穫、収穫物の加工・活用まで、「一連の流れにかかわってもらうことが大事」としている。

「環境づくり」の事例では、洗濯作業スペースを整理する方法を紹介。ただの作業場だったスペースを整理することで、認知症の人が明るく元気になった、と報告している。

対応が難しいBPSDにはこんな事例

認知力の衰えという中核症状に対し、怒り出したり、暴力をふるったりすることを「BPSD(行動・心理症状)」と呼ぶ。この対応が難しい症状がどんなときに起こるかを解説。また、「介護者のかかわりで変わる」として、うまくいった事例を紹介している。

昔のことを思い出す「回想法」も紹介。「楽しいおしゃべり」にせず、認知症のケアに生かすポイントが詳しく書かれている。

ムックで108ページ。価格は1,950円。Kindleで読める電子書籍版もある。

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レクリエ2016 特別号

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