自分らしく暮らすための「認知症ケアパス」を作成(大分市)

2016年10月10日

市の公式ホームページで閲覧可能

9月27日、大分県の大分市が市民向けに、認知症になっても自分らしく、長く住み慣れた地域に暮らし続けるための手引き「大分市認知症ケアパス」を作成した。この認知症ケアパスは市の公式ホームページ上にて閲覧できるようになっている。

認知症の進行度ごとに利用できるサービスなどを紹介

全国的に高齢化社会が進む中、大分市でも2025年には、高齢化率が29.9パーセントにもなると予想され、認知症の人も増加するものと考えられている。市では昨年3月に策定した「長寿いきいき安心プラン」に基づき、「一人ひとりが健やかでいきいきと暮らせるまちづくり」を基本理念として掲げている。

この「大分市認知症ケアパス」では、主な認知症の種類と症状の紹介と解説、若年性認知症の人と家族のための案内、高齢者の困りごとに対する相談窓口の紹介、認知症の進行度ごとに利用できる医療や介護、福祉サービスなどが一覧できるようになっている。

そして、高齢者の孤立を防ぎ地域社会とのつながりを活性化するため、仕事を紹介するシルバー・人材センターや、当事者や家族だけで悩まないための「認知症家族の会」や「認知症カフェ」などについても掲載されている。

▼外部リンク
「大分市認知症ケアパス」を作成しました


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