医療・介護施設の徘徊対策に!少ない人手で効率的に守る「顔認証システム」

2016年10月5日 PR

認知症患者の徘徊は家庭だけでなく医療・介護施設でも大きな課題となっています。そんな中注目されているのが、患者にもスタッフにも負担がかからず、徘徊の早期発見に役立つ「顔認証システム」。顔認証システムを取り入れることでどのような利点があるのか、徘徊の現状とともに解説します

認知症患者の徘徊、延べ約1万件に

長寿国といわれる日本。高齢者の増加に比例して増えているのが認知症患者の数だ。 認知症では、脳の老化などにより記憶力や認知力が低下し、自立した生活が難しくなる。ときには他人を巻き込む事故やトラブルを引き起こすことも。その引き金となる症状のひとつが「徘徊」だ。

徘徊は認知症の周辺症状として出てくるもので、「自分のいる場所がわからない」「自分がいるべき場所はここじゃないと感じる」といった理由からひとりで歩き回ってしまう行為を言う。

近年、認知症患者が徘徊で行方不明になるケースが急増しており、2012年の1年だけでも、認知症が疑われる行方不明者の届け出は延べ9,607件。そのうち未だに見つかっていない人は208人となっている。

徘徊に頭を抱える医療・介護施設

認知症患者の徘徊は、家族はもちろん、患者を介護する介護施設や医療施設にとっても重大な問題だ。ひとりで施設内を歩き回って転倒する、階段から落ちてしまう、ほかの患者の部屋に入ってトラブルになるなどのほか、施設を抜け出してしまうケースも。

特に病院などは、敷地が広くさまざまな人が出入りするため一度患者を見失うと探すのには大変な労力と時間を必要とする。夜間救急も行っている大きな病院では、夜中に患者が外に出てしまうことも。そうなると、さらに見つけるのは困難で、大人数での捜索となる。看護師などがその対応に回るため、他の患者にあたるための人員を急遽増やさなければならず、結果として大きな人的リソースの損害となる。 また、徘徊で外に出てしまった患者が事故や事件を起こしたとなれば、医療施設や介護施設はその管理責任も問われ、もちろん施設の評判にも関わってくる。

徘徊対策の落とし穴

徘徊を早期に発見するための対策として、「徘徊防止センサー」を取り入れている施設もある。 一般的な徘徊防止センサーには、「人が通るとアラームなどで知らせるもの」「キーをもった人がセンサーの前を通ると知らせるもの」などがある。しかし、これらは一見便利そうに見えて使いづらいのが実態だ。

例えば前者の場合、通った人すべてを感知してしまうため、少人数の家庭などでは活用できるが人の出入りが激しい施設では利用できない。また、後者は患者がセンサーに反応するキーを常時持っていてくれることが前提となるため、患者が嫌がったりキーを無くしたりした場合は意味をなさなくなってしまう。

効率的かつ確実に徘徊を防止できる対策がないものか、施設は常にこの課題に向き合っている。

医療施設でも使いやすい、注目される「顔認証システム」

「そんな中、期待が高まっている新しい徘徊防止システムが「顔認証システム」だ。これは、その名の通り、通った人の「顔」を感知することで対象者だけを確実に認証するシステム。あらかじめ徘徊が予想される患者の顔を登録しておくと、対象者が設置した場所を通った際に感知し、警告灯やブザー、携帯電話への通知で知らせてくれる。従来のセンサーのように誤作動がないため介護者も効率的に動くことができ、徘徊の早期発見につながるというわけだ。

さらに、徘徊当時の状況や服装が画像に残るのもメリットだ。これは、もし外に出てしまった場合でも、患者を早期に見つけ出すための重要な情報源になる。

高齢化が進む現在、認知症患者は今後も増加していくことが予想される。医療・介護施設でもすでにスタッフの人員不足が起きているのが現状だ。少ない人数でも効率的に患者の徘徊を防ぐことのできる顔認証システムは、今後ますます注目が高まると考えられる。

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