【認知症啓発】姫路城オレンジ色にライトアップされる

2016年9月28日

世界アルツハイマーデーに国宝姫路城がオレンジ色に染まる

世界アルツハイマーデーである平成28年9月21日、世界文化遺産であり国宝の姫路城が認知症における早期発見の重要性また、これに対する理解を広めるためイメージカラーであるオレンジ色に、ライトアップされた。

姫路城で初のライトアップ

認知症は、その症状的特質また未だ根治が不可能であることから、多くの人はこの認知症に対してネガティブな感情を抱くものだ。

しかし、たしかに根治させることは現状不可能ではあるがその進行を遅らせることは可能であり、そのためには早い段階での発見とそれによる治療の開始また、認知症の特性を踏まえたアプローチが必要となる。

こうしたことを踏まえ、これら早期発見の重要性及び認知症に対する正しい知識の啓発を目的に、世界アルツハイマーデーが世界保健機関及び国際アルツハイマー病協会により、制定されたのだ。

そして、これまで日本各地における観光名所でのライトアップが、認知症の人と家族の会により行われてきたのだが、今回初めて世界文化遺産であり国宝の兵庫県姫路城にて行われたのである。

関連団体による行進やイベントも

このライトアップ自体は同日の夜6時半頃に行われたが、その昼間にはオレンジ色のTシャツを身につけた関連団体による行進が、大手前公園からみゆき通り商店街まで行われた。

その後、歌手で薬剤師の小倉佑樹氏によるライブが行われ、また参加者による啓発グッズの配布が通行人に対し行われたのだ。

▼外部リンク
公益社団法人認知症の人と家族の会

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