篠栗町で安心して暮らすための「認知症ケアパス」公開中

2016年8月21日

認知症の相談先 利用できるサービスを掲載

福岡県糟屋郡の篠栗町が認知症の基礎知識や、認知症の状況ごとに、利用すべき医療、介護サービスが紹介されている認知症ケアパスを町の公式ホームページにて公開している。自分自身、あるいは身近な人が認知症ではないかと気づいた時などに利用できる相談先も紹介されている。

認知症の主な症状やタイプを紹介

篠栗町の認知症ケアパスでは、通常の老化とは異なる認知症という病気の解説、そして、認知症の症状の記憶障害やこれまではできていたことができなくなる、要領が悪くなる実行機能障害のような「中核症状」と、その中核症状に社会環境や人間関係などがからんで起きる徘徊や抑うつなどの「行動・心理症状」を紹介している。

そして、認知症の主な4つのタイプの分類と若年性認知症についてや、誰もが経験するもの忘れと認知症の違いについても解説されている。

認知症の人に接する時の基本姿勢

認知症では進行の抑制や治療のために早期発見が必要であり、この認知症ケアパスでは認知症に気づくためのポイントが紹介され、そのためのチェックシートも掲載、思い当たる場合にはかかりつけ医の受診、地域包括支援センターへの相談を勧めている。

そして、現在、認知症でない人が認知症を予防するために、生活習慣で気をつけること、脳を鍛えるために必要なことなどを紹介、また、認知症の人に接する時に必要な「7つのポイント」も記されている。

▼外部リンク
認知症ケアパス


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