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新刊「鼻めがねと暴力」~虐待の芽になる悪意なき言動

2016年8月3日

施設運営や介護職の経験を振り返り、虐待が起きる怖さを伝える
株式会社harunosoraは、「鼻めがねという暴力 〜どうすれば認知症の人への虐待を止められるか〜」を出版した。

著者の運営するグループホームで起きた虐待事件や、著者が介護職時代にあやうく入居者に暴力を振るいかけた経験を振り返り、虐待が起こる原因やそれを止める方法について考え、書き上げたもの。

著者は、あとがきで、

虐待をすること、虐待が起きることの怖さに気づいてもらえれば幸いです。
(同社ホームページより)


と述べている。


意外な「虐待の風土を生む言動」とは 虐待防止策も提案
タイトルの「鼻めがね」とは、パーティーグッズで鼻とメガネがセットになったもの。介護現場で、これを認知症患者につけさせ「かわいい~」「似合ってる〜」などと言って手を叩くのは、虐待につながる「不適切な対応」を生み出す風土となっていると指摘。

「不適切な対応」とその「風土」に警鐘を鳴らすため、インパクトのあることばとしてタイトルに用いられている。

また、虐待につながる不適切な対応の例として、友達口調や命令口調、ため息や舌打ちといった何気ない無意識な言動を挙げている。

また、虐待を起こさないためにできることも数多く提案している。コミュニケーションを高める、面談を重ねるといった一般的なことから、「拘束などの体験」や「ビデオ撮影で客観視」といった具体的な方法も提案している。

A5判160ページ。価格は税別1,800円。


▼外部リンク

刊行書籍 – 株式会社harunosora


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