MCIと診断されたジャーナリストによる実体験ルポ発売
2016年7月31日
MCIからあきらめずに治療に努めた記録
7月20日、朝日新聞出版から山本朋史さんによる単行本「認知症がとまった!?ボケてたまるか 実体験ルポ」が発売された。この新刊は著者が軽度認知障害(MCI)と診断されたことから、あきらめずに治療に懸命に挑み、それが改善されていく様子などが記されている。
週刊朝日編集委員の著者
著者の山本朋史さんは1952年、福岡県の生まれ。毎日新聞社に入社したのち、1983年には朝日新聞社に移り、1986年からは週刊朝日編集部勤務となっている。そして、ジャーナリストとしてはリクルート事件やオウム事件などを取材しており、現在は同誌の編集委員を務めている。
認知症予備軍の軽度認知障害
認知症の前段階とされる軽度認知障害(MCI)は、そのまま放置しておくと、徐々に認知機能が低下、やがて認知症になってしまう可能性が高いとされ、認知症予備軍とされている。
認知症においては、早期に治療を開始することが症状と進行を抑制するためには重要であり、軽度認知障害の段階から治療すれば進行は最小限にできると考えられている。
運転時認知障害早期発見チェックリスト付き
この新刊では著者が物忘れが気になり始め、医療機関を受診したところ、軽度認知障害と診断され、それを契機に治療や脳を活性化させるための努力を繰り返し、検査数値が改善されていく様子などが綴られている。
「認知症がとまった!?ボケてたまるか 実体験ルポ」は四六判並製で248ページ、価格は1,200円(税別)。運転時認知障害早期発見チェックリストも付けられている。
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認知症がとまった!?
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