杖をおしゃれに楽しむ!杖専門店が発信する新しいコンセプトとは

2016年8月2日 PR

高齢者の歩行の力強いサポート役となってくれる杖。そんな杖の専門店がイオン葛西店にある「ステッキ工房ファンタステッキ」です。

ファンタステッキでは、これまでにない形で杖を提供し、介護用品としてではなく、おしゃれに生活をサポートするものとして杖をお客様に提案しています。7月30日にはイオン八事店もオープンしました。

今回は、葛西店でステッキコンシェルジュを務める石井さんに、ファンタステッキのコンセプトや杖の選び方をお聞きしました。

ファンタステッキのコンセプトとは

杖というと、ほとんどのお店で介護用品の置き場においてあるかと思いますが、ファンタステッキでは、杖の専門店として、杖を介護から切り離すのがコンセプトです。種類も500種そろえており、専属のステッキコンシェルジュが常駐して杖を選ぶ際にご案内しています。おしゃれの一環として杖を持って頂くことで、いつまでも若々しく元気で生活して頂きたいと考えています。

ステッキコンシェルジュとはどのようなことをするのですか

何を買ったら良いのか、商品がどう違うのか、といったお客様の疑問に、すぐに答えるのがステッキコンシェルジュです。500種類ある杖の中で、それぞれのお客様に合った物を選ばせて頂きます。

また、ステッキコンシェルジュは、お客様の病気や手の形に合わせ、杖の種類だけでなく、握り方、歩き方といった使い方まで幅広くアドバイスをします。例えば、リウマチの方で寒い日は指が曲がってあまり動かない、ということであれば、どの種類の杖が握りやすいのか、といったことをアドバイスします。

実は、使い方のアドバイスをしてくれる場所(お店)はそれほど多くありません。杖は正しく持っていないと、逆に疲れてしまうし、手から抜けやすくなってしまいます。しかし、自分が悩まれている事に対して、気づかないお客様が結構多いのです。話をすると、意外と不満を持っていたという事に逆に気づくというケースもあります。ステッキコンシェルジュは、そういう部分も丁寧に対応できます。

取り扱っている商品にはどのようなものがあるのでしょうか

幅広い年齢層に向けた商品を取り扱っています。これまで杖というと、灰色や黒などの地味なものがほとんどでしたが、機能の不足を補う物ではなく、むしろ魅せるアイテムとして使えるような、おしゃれな杖も数多く揃えています。シールやチャームなどを杖につけても印象が変わっておしゃれになります。価格帯も幅広く、ご要望に合わせて希望の価格範囲内で商品を紹介します。

いらっしゃるお客様はどのような方が多いですか

60代後半以降のお客様が多いですね。インターネットで調べて来られるお客様が多いです。また、中には、介護されているご家族の方が調べて来られることもあります。

来店されるお客様の共通の悩みとして「杖を探しているけれど、どこのが良いのかわからない」「近場で探したが良いものが見つからない」ということがよく聞かれます。そういったお客様に丁寧にヒアリングをして、ご要望に合った商品をご提供しています。

お客様の相談に応じる際に気をつけていることとは

デザインも大切ですが、まずはグリップと重さを重視してアドバイスさせて頂いています。これまで別の杖を使ってきたお客様の場合、その杖がものすごく重くて太い杖だったりすると、いきなり軽い杖に変えると違和感が生じることがあります。

また、お客様とお話する際は、杖はあくまで補助するものであり、体を支えるものではない、ということをきちんと伝えます。あくまでもご本人が歩くことを前提として使って頂く、ということですね。

認知症の方に杖をご案内された経験がありましたら教えてください

認知症と診断された70代後半の男性のお客様がご来店されたのですが、認知症の影響で、歩幅が小さく、足を引きずるように歩くため、転びやすくなって危ないので、杖持たなきゃいけない、という事で来られた方がいました。その方には正しい杖の持ち方や歩き方をご案内し、ご自身の好きな色の杖を紹介しました。

別の杖のお店のお話なのですが、認知症でひきこもってしまっているおばあちゃんに、好きな絵を描いた杖をプレゼントしたら、症状がすごく良くなって旅行にも行けるほど出歩けるようになったとか。杖がひとつの外に出てみようというきっかけになって背中を押したのかもしれませんね。

これから杖を選ぼうと思う方へメッセージを

杖は、おしゃれのアイテムのひとつくらいの軽い気持ちで持って頂くことで、体の負担を軽くすることができます。ファンタステッキでは、ステッキコンシェルジュがお客様としっかりお話をし、きちんと納得して頂いたうえで買って頂くので、安心して杖を使っていただけます。

何かあっても、ここに来ればまたすぐ相談できるという窓口になるよう、私も、ステッキコンシェルジュとして全般的に役に立っていきたいと強く願っています。

▼関連リンク
【公式】イオン初ステッキ専門店「ファンタステッキ」の詳細はこちら→
ステッキ工房FANTA STICK

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る