富山県 「若年性認知症相談・支援センター」を開設

2016年7月24日

各関係者が連携してサポート

7月15日、富山県が富山市安住町に「若年性認知症相談・支援センター」を開設した。同センターは若年性認知症当事者や家族などに対し、生活面を含めた多様な悩みに医療や介護だけでなく、福祉、行政のほか、仕事の面でも各関係者が連携してサポートするために設けられた。

各企業の労務担当者などからの相談も受け付ける

高齢者がかかる病気という印象がある認知症は、数が少ないながらも、働き盛りの世代がかかることもある。特に65歳未満で発症する認知症を若年性認知症といい、若年性認知症患者は理解者が少ないことも多く、社会で孤立してしまう可能性もあり、収入や子育ての問題とも直面しなければならない。

富山県が開設した「若年性認知症相談・支援センター」では、当事者や家族などから相談を受け、福祉総合相談センターや労働局、法テラスなどと連携して対応する。そして、各企業の労務担当者や医療、福祉関係者からの相談も受け付けている。なお、相談は無料、秘密は厳守されることとなっている。

【富山県若年性認知症相談・支援センター】
場所: 富山県総合福祉会館(サンシップとやま) 5階
    富山県富山市安住町5-21
電話相談: 月~金曜日 9:00~16:30
       土曜日 13:00~16:00
       日・祝祭日・年末年始休業
電話番号: 076-432-7501
面接相談: 電話による事前予約が必要
(プレスリリースより引用)

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若年性認知症の方を支援するために


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