軽度認知障がいスクリーニング検査開始 松若医院【阪南市】

2016年7月19日

50代以上の人におすすめ

大阪府阪南市にある松若医院がMCI(軽度認知障がい)スクリーニング検査を開始した。少量の血液採取などからなるこの検査の費用は保険適用外となっており2万円。

この検査の結果は約2~3週間後に判明するという。また、同医院はこのMCIスクリーニング検査を50代以上の人に検査を受けて欲しいとしている。

MCIに気づいて早期に対策を

軽度認知障がい、MCIは日常生活には問題ないものの、アルツハイマー型認知症の前段階とされているため、そのまま対策をせずにいると、認知症になってしまう可能性がある。MCIの段階で気づくことができれば、生活習慣の改善などの対策を行うことができる。

そして、完全に治療する方法がまだ見つかっていない認知症では、進行を遅らせ、症状を抑えるために、早期発見が重要だとされている。

血液採取と知能テストを実施

このMCIスクリーニング検査では、約7ミリリットルの血液を採取、アルツハイマー型認知症の原因物質とされているアミロイドベータタンパクの蓄積を確認する。また、問診形式による簡単な知能テストも実施、これらの検査からMCIかどうかを判定することになるが、同医院は多忙な場合は知能テストを省略できるとしている。

▼外部リンク
松若医院
MCI(軽度認知障がい)スクリーニング検査開始のお知らせ[pdf]


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