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大麻の物質が脳にダメージ 認知症治療研究に光明か

2016年7月6日

認知症治療の技術開発につながる可能性も
大阪大学大学院医学系研究科准教授で分子神経科学講座の木村文隆准教授らの研究チームは、大麻に含まれている物質が脳の正常な発達を妨げることをマウスを用いた実験により確認、6月30日までに発表、米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」電子版に掲載された。

木村准教授によれば、この実験結果により、大麻に含まれている物質が人体に害をもたらすことが確認されたと同時に、認知症の治療の技術開発につながる可能性があるという。

多幸感や鎮痛、幻覚などをもたらすカンナビノイド
「カンナビノイド」は大麻に含まれる化学物質で、これを摂取すると時間と空間を正確に把握できなくなり、多幸感や鎮痛、幻覚などの精神神経反応をもたらすという。木村准教授らはマウスの腹部におよそ5日間投与、脳の大脳皮質の神経を確認したところ、その回路の損傷を確認したという。

人間の脳にはカンナビノイドに似た物質が
木村准教授はこのカンナビノイドについて「脳の広範囲に影響を与えるため安易な摂取をするべきではない」としている。そして、元々、人間の脳にはこのこのカンナビノイドに似た物質があることから、「認知症などの治療に応用できる可能性もある」と話している。

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▼外部リンク
大阪大学大学院医学系研究科・医学部

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