NHKスペシャル 介護殺人 なぜ一線を越えたのか?

2016年7月3日

介護殺人はなぜ起きるのか

7月3日日曜日、NHKスペシャル「“介護殺人”当事者たちの告白」が放送される。現在、2週間に1件の割合で起きているとされる介護殺人。この番組では、その当事者がなぜ殺意を抱いたのか、なぜ一線を越えてしまったのかなどが放送される。

他人事ではない介護殺人

ニュース番組などでは介護疲れなどを動機とした、介護している人が要介護者を殺すという殺人事件が日常的に報道されている。誰しも、いつ介護する立場になるともしれず、介護される立場になるかもしれない。介護殺人は他人事ではなくなっているのだ。

日本福祉大学の湯原悦子准教授は、1998年から2015年の18年間に起きた介護殺人を研究、加害者のうち男性が72.3%なのに対し、被害者のうち女性は74.3%だという。この統計からは、男性のほうが介護に追い詰められやすいことがわかり、それは生活面での悩みを誰かに相談するという習慣を持っている人が少ないからかもしれない。

大介護時代の社会問題

支援も受けられず、社会から孤立してしまっていることで、この悲劇は繰り返されている。現在、介護者は550万人が介護を行っているという。そして、要介護者が増え続けていることから、大介護時代が到来すると考えられる。

このNHKスペシャル「“介護殺人”当事者たちの告白」は21時00分から21時50分まで。NHK総合にて全国ネットで放送される予定となっている。

▼外部リンク
“介護殺人”当事者たちの告白


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