「あたまの体操」「うどん体操」で認知症予防 加須市

2016年7月7日

2つの体操で認知症予防

埼玉県の加須市が市の公式ホームページにて、認知症予防体操として市独自の「加須あたまの体操」と「加須うどん体操」を公開している。

これらの体操を行うことにより、より多くの血液が脳に流れ、脳機能の低下防止、そして、若々しさを保つことができるという。これら2つの体操は画像と文字で解説されているほか、YouTube上の市の公式チャンネルでも動画の形で紹介されている。

「加須あたまの体操」で前頭葉を刺激

「加須あたまの体操」は1分弱で構成されており、1から30までの数を数えながら手足を動かしていく。足はステップを踏みながら、そして、3の倍数の時には手を叩く。複数のことを同時に行うことで、前頭葉を刺激し、判断力を鍛えることが目的となっている。

特産のうどん作りを体操に

また、加須市はうどんが特産であることから、「加須うどん体操」を考案。うどん作りの過程を体操に取り入れたもので、おなじみの「たなばたさま」の曲に合わせて体を動かす。この「加須うどん体操」はリハビリや日常動作改善を行う専門家の理学療法士が指導、監修に当たっている。

これら2つの体操は、いずれも起立した状態でも行えるが、足腰などに不安がある場合は、椅子に腰掛けていても行うことができることが特徴。しかし、市は体調不良や気分がすぐれない時などは行うべきではないとしている。

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認知症予防法についてはこちらで紹介

▼外部リンク
認知症予防体操(加須あたまの体操・加須うどん体操)
世界とつながる、かぞちゃんねる(加須市公式動画サイト)


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