NCNPら認知症予防へ向け大規模での調査開始

2016年6月28日

認知症の予防を目指した調査開始

平成28年6月22日、40歳以上の健常者を対象とする認知症予防に関する調査を行うことを、日本医療研究開発機構と国立精神・神経医療研究センター、そして国立長寿医療研究センターが発表した。

なお、この調査では同センターらの開発したインターネットレジストリIROOPが利用される。

認知症予防研究における被験者募集の困難性を受けて

現在世界的に認知症患者が増加している中、とりわけアルツハイマー病に対しての予防や治療等の確立が急務とされている。だが実際は、被験者募集の困難さ等を理由に、関連研究はあまり進められていないといえる。

こうしたことを受け国立精神・神経医療研究センターら3団体は、インターネットレジストリIROOPを開発し、これによる追跡調査を行おうというのである。

これにより、軽度の認知障害から始まる認知症の発症前段階での超早期発見、及び予防等を生活習慣との関連性から探っていく。

インターネットと電話による大規模調査

今回行われる調査は同システムの利用を基本とし、半年ごとの160項目で構成されるアンケートへの回答、及び電話での認知記憶検査「10単語記憶検査」により行われる。

被験者の条件としては、母国語を日本語とする40歳以上の健常者で、性別及び服薬の有無等は問われない。また積極的な募集は行わず、あえてこの情報閲覧者の能動性に任せられる。

加えて、登録者には認知症に関する最新情報が提供される他、希望者のみ認知症予防薬及び治療薬の知見に関する案内も届けられる予定だ。

募集開始は、同年7月5日である。

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▼外部リンク
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