七尾市「認知症知ってあんしん本」を作成

2016年6月30日

ホームページでも閲覧可能

石川県の七尾市が「認知症知ってあんしん本(七尾市認知症ケアパス)」を作成し、公開している。この27ページからなる「認知症知ってあんしん本」は市の地域包括支援センター、在宅介護支援センターなどで入手できるが、市の公式ホームページからも閲覧できるようになっている。

認知症の基礎知識・気づくためのポイントなど

全国の市町村で作成、配布されている認知症ケアパスとは、認知症になった時に、その進行度ごとに受けられる行政や医療のサービスをまとめた目安のことである。七尾市の認知症ケアパスである「認知症知ってあんしん本」では、認知症予防のポイントなどもまとめられている。

そして、認知症の基礎知識としてその症状について解説、認知症の症状には脳の細胞に起きた病変から現れる記憶障害や実行機能障害といった中核症状と、中核症状を原因とする抑うつ、妄想、徘徊、暴力などの精神症状や行動障害があることが記されている。

また、認知症に気づくためのチェックリストでは、「約束の日時や場所を間違えるようになった」などの自分自身のためのものと、「同じことを何度も話す、何度も聞く、何度もする」といった家族などのためのものが用意されている。

▼関連記事
認知症予防法についてはこちらで紹介

▼外部リンク
認知症知ってあんしん本(七尾市認知症ケアパス)

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る