羽島市民病院で認知症外来を開始

2015年10月11日

予約制の認知症外来を開始

岐阜県羽島市の羽島市民病院は、10月1日より「認知症外来」を開始した。羽島市民病院は、「心のかよう医療を通じて、地域に貢献します」をスローガンに、身近な医療を目指している。

今回スタートする「認知症外来」での診察は、かかりつけ医からの電話で、診療予約を取り、診察を受けることができる。

認知症の兆候を紹介

羽島市民病院のホームページでは、認知症の兆候について、「同じことを何度も言ったり聞いたりする。」「日付や曜日、月がわからない。」など、わかりやすく紹介。

認知症は、体験をそのまま忘れてしまったり、古いことだけ覚えていて、新しいことを忘れてしまったりなどの症状もあるという。「物忘れ」だからと甘く考えずに早めの診察が大切だ。

今回、開設された認知症外来は、火曜日の午後からの完全予約制で、担当は神経内科の山田治医師。認知症は、早期から治療することで進行を遅らせることが可能なので、心配な人は早めに相談を。

生活習慣病にも注意

認知症を予防するためには、生活習慣病に注意が必要だという。認知機能を低下させる原因に、高血圧、脳卒中、心疾患、糖尿病があげられる。特に、高血圧は、いろいろな病気にもつながるため、管理が重要になる。

羽島市民病院は、高血圧外来、狭心症外来もあり、生活習慣病に対しても対応している。

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