『ここに花は咲いて』若年性認知症を描いた 第23回FNSドキュメンタリー大賞作品
BSフジにて6月7日深夜オンエア
BSフジでは6月8日(6月7日深夜)の3:15~4:10に、「第23回FNSドキュメンタリー大賞『ここに花は咲いて~若年性認知症 介護と支援の狭間で~』」を放映した。同作品はさくらんぼテレビが制作し、同大賞の特別賞を受賞したもの。
1992年より開始されたFNSドキュメンタリー大賞では、FNS28局がそれぞれ独自の視点からみつめた日本の姿をカメラに収録。貧困状態にある女性を描いた作品が第23回大賞を受賞するなど、新たな社会問題を喚起するドキュメンタリー映像を生み出している。
『ここに花は咲いて~若年性認知症 介護と支援の狭間で~』では、高齢化が進む山形県で若年性認知症と診断された男性を取材。まだ働き盛りである65歳未満で発症し、日々をどのように過ごしているのかを追った。
若年性認知症と診断された男性の思いに迫る
米沢市内に在住する55歳の佐藤洋一さんは、40代後半より物忘れに悩まされ、2年前に若年性アルツハイマーの診断を受ける。仕事を辞めて生きがいを無くし、一時は「自分は死んだ。人生を諦めた」とまで思い詰める。
佐藤さんの笑顔をよみがえらせたのは自立支援センター「竹とんぼ」。高齢者施設で使うタオルを畳む作業に取り組み、賃金をもらって仕事をする喜びをかみしめる佐藤さん。スタッフの献身的な支援を受けながら、徐々にプライドを取り戻していった。
同番組では佐藤さんの経験を通し、若年性認知症を患う人が抱える苦悩や生活を知ることができる。医療や介護、自立支援など、周囲の人との関わりから少しずつ前向きになっていく佐藤さんの人生から学びたい。
(画像はBSフジのホームページより)
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BSフジ『ここに花は咲いて~若年性認知症 介護と支援の狭間で~』
第23回FNSドキュメンタリー大賞『ここに花は咲いて~若年性認知症 介護と支援の狭間で~』
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