岡野電気、途上国向け「補聴器寄付プロジェクト」を実施
2019年9月10日
埼玉県内11店舗の認定補聴器専門店で実施
埼玉県内で11店舗の認定補聴器専門店を運営する、株式会社岡野電気(埼玉県さいたま市)は、9月1日(日)から全店舗において途上国支援を目的とした「補聴器寄付プロジェクト」を実施します。
補聴器の状態やメーカーは問わず、不要になった顧客の補聴器や自社が持つ故障した試聴用の補聴器などを、補聴器寄付事業を世界的に行う「スターキーきこえの財団(Starkey Hearing Foundation)」へ寄付します。
途上国の難聴者に寄付
WHO(世界保健機関)によれば、推定難聴者は世界に約5億人おり、その7割以上が途上国の低所得層だと言われています。2050年には超高齢化国が増え、難聴者数が約9億人程度になると予測されています。 難聴を放置することで認知症やうつ病、意欲低下などQOL全般の低下を招くと言われ、それら治療などのコストを含めると世界で年間約80兆円のコストがかかると試算されています(JapanTRAK2018,Euro TRAK2018による)。 同社では、「補聴器が必要な人に適切に供給がされずに難聴が放置されている現状がある」とし、プロジェクトについて次のようにコメントしています。 「今回のプロジェクトを通して、一人でも多くの途上国の聞こえに不自由な人達の聞こえ改善に貢献し、日本だけではなく世界の難聴で悩む人々を取り巻く現状を知り、私たち「きこえ」に関わる者に何ができるのかを考える機会にしたい。」
(画像はイメージです)
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埼玉県内で11店舗の認定補聴器専門店を 運営する株式会社岡野電気が「補聴器寄付プロジェクト」を実施
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