アゼリーグループ、「高齢者と保育園児が一緒にプログラミング」
英国生まれのプログラミングツール「キュベット」
プリモトイズ日本販売総代理店のキャンドルウィック株式会社(東京都千代田区)は、保育園とリハビリ施設が複合している社会福祉法人江寿会アゼリーグループ(東京都江戸川区)で3 月13日、高齢者と幼児が一緒にプログラミングを体験するワークショップを行いました。
プリモトイズ社のキュベットは英国生まれのプログラミングツール。コンピュータやタブレットを使用せず、パズルや積み木のように、カラフルなブロックを使ってプログラムを書き、ロボットを動かすもので、幼児(3歳)から大人まで一緒に使うことができます。
今回のワークショップでは、高齢者と5歳児が同じグループになり、「キュベット」を使ったプログラミングに取り組みました。園児は保育園の活動でプログラミングには慣れているものの、高齢者と関わる機会が少ないため、はじめは緊張気味でしたが次第に打ち解け、今回初めて挑戦する高齢者のために、コーディングの仕組みをわかりやすいようにゆっくり示したりと、気づかいを見せるようになりました。講師は「普段は順番を譲りあうのが難しいことがある子どもも、今回は比較的落ち着いて取り組めていたようだ」とコメントしています。
認知症予防効果に期待
アゼリーグループの理事長である来栖宏二医学博士は、キュベットを使ったプログラミングのグループワークは、認知症予防の効果が期待できるとして保育園だけでなく、リハビリクラブでの活用を決定。「脳機能画像(f MRI) を用いた研究では、最も高次な活動を司る前頭前野を活性化するのは、考えながら手指活動をするのが効果的であるとの報告があります。
また友人とコミュニケーションをとるほうが、一人で運動するより認知症予防効果があったとの報告もあります。集団で考えながら手指を動かすキュベットには、大脳皮質の広汎な活性化をもたらし、認知症予防の効果が期待できます。」と述べています。
(画像はプレスリリース・公式HPより)
▼外部リンク
保育園とリハビリ施設が複合するアゼリーグループで高齢者と保育園児が一緒にプログラミング
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