藤枝市「認知症の人に優しいお店・事業所」にステッカー・のぼり旗

2016年6月10日

認知症サポーター養成講座を受講した事業者が対象

静岡県の藤枝市が「認知症の人に優しいお店・事業所」と認定した市内の金融機関やスーパーマーケット、郵便局、新聞配達業者などに認定証とステッカー、あるいはのぼり旗を交付している。「認知症の人に優しいお店・事業所」に認定されるためには、認知症サポーター養成講座を受講する必要がある。

全国の市町村で実施されている認知症サポーター養成講座

認知症サポーターとは、認知症とその人を正しく理解し、普段の生活の中で、認知症の人を無理なく自分自身にできる範囲で見守り支えられる人のことで、その認知症サポーターを養成する講座は全国の市町村で実施されている。

「認知症の人に優しいお店・事業所」はホームページに掲載

藤枝市でも、認知症の人や家族がいつまでも住み慣れた地域で暮らし続けられるようにと、認知症サポーター養成講座を開催、その受講者には成人だけでなく、幼稚園児も含まれている。

また、市では徘徊の可能性のある人の名前や写真などを事前に登録し、早期に発見・保護するための認知症見守りネットワーク事業なども展開、あらゆる人が暮らしやすい地域を作ろうとしている。なお、この「認知症の人に優しいお店・事業所」に認定された事業者は、市のホームページに掲載されることになっている。

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▼外部リンク
認知症の人に優しいお店・事業所にステッカーまたはのぼり旗を交付します

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