高齢者夫婦が死亡 認知症介護疲れによる無理心中か
2016年5月11日
自宅で息子が発見
東京・町田市の都営アパートで80代の妻と90代の夫が死亡しているのが見つかった。警視庁は、現場の状況などから妻が認知症などの症状がある夫の介護に疲れ、無理心中を図ったとみて詳しい経緯を調べている。
10日正午すぎ、夫婦の部屋を訪れた息子から、「父が倒れていて母が死亡している」と110番通報があった。
警察官が駆けつけたところ、妻がベランダで首をつって死亡しており、ベッドの上では、夫が首を絞められ意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡したとのこと。
夫婦は2人暮らしで、妻が夫の介護をしていた。
夫は目や足が不自由で認知症の症状があり、室内には妻が書いたとみられる遺書が残され、そこには「じいじ、助けてあげられなくてごめんなさい。一緒にあの世に行きましょう」などと書かれていたことから、警視庁は、妻が夫の介護に疲れ無理心中を図ったとみて詳しい経緯を調べている。
(画像はイメージ)
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