豊岡市 ステッカーを配布するなどの認知症高齢者見守り事業開始
2016年5月14日
反射ステッカーを配布
兵庫県にある豊岡市は4月19日、同市における認知症高齢者などが行方不明にならないように、また、行方不明になった場合、早期に発見できるようにと、「認知症高齢者等見守り・SOSネットワーク事業」を開始したと発表した。同市では行方不明の可能性のある高齢者などの家族に対し、事前登録を勧めている。
この「認知症高齢者等見守り・SOSネットワーク事業」では、同市内に居住しているおよそ65歳以上の認知症高齢者などの行方不明の防止のため、発見のために連絡先や写真、身体的特徴の登録が行われる。そして、登録者には登録番号が発行され、それが記された反射ステッカーが配布される。
情報提供に協力する機関も募集
同市では効率的な行方不明の防止と発見のために事前登録を勧めているが、登録された情報は市の高年介護課や豊岡消防署、豊岡南警察署と豊岡北警察署で共有される。そして、その発見のためには、多く人の協力が必要なため、災害情報を携帯メールで知らせている「とよおか防災ネット」への登録も求めている。
なお、「認知症高齢者等見守り・SOSネットワーク事業」では、日常生活の中で無理のない範囲で行方不明者の早期発見に協力、情報提供をする機関も募集している。
(画像はプレスリリースより)
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