「虐待防止宣言」発表!~日本認知症グループホーム協会

2016年4月24日

いま発表したのは

公益社団法人日本認知症グループホーム協会(GH協会)は4月4日、厚生労働記者会・厚生日比谷クラブで記者会見を行い、「認知症高齢者 虐待防止宣言」(宣言)を発表した。

宣言は、全国の認知症グループホーム(認知症対応型共同生活介護事業所)から虐待を完全に排除することが柱となっている。

具体的には、あらゆる虐待行為(身体的・精神的・経済的・性的)やネグレクト(介護放棄)の一切を否定し、過去に認知症グループホーム内外で生じた諸問題を自ら克服する、としている。

また、安心安全なグループホームの運営を再確認すること、及び人権尊重と虐待防止に全力で取り組むため研修事業などを一層強化することを合わせて宣言した。

宣言は、高齢者虐待防止法施行10年の節目にあたりGH協会が作成した。

会見の内容は

行われた記者会見にはNHKなど報道関係者が出席した。GH協会が冒頭に宣言文を読み上げ、それに続いて、権利擁護・虐待防止対策に積極的に取り組むGH協会埼玉県支部の活動について説明した。

記者会見に出席した報道関係者からの質問に対し、GH協会内の権利擁護・虐待防止小委員会を中心とし各支部と連携しながらより一層の活動を全国的に展開していく旨を回答した。

GH協会は、会見前に厚生労働省を訪れ、同省の水谷認知症室長に宣言の趣旨を説明した。

(画像はプレスリリースより)

▼関連記事
厚労省、高齢者虐待への対応強化を通知

▼外部リンク
日本GH協ニュース[pdf]
認知症高齢者 虐待防止宣言[pdf]


このページの
上へ戻る