朝日生命が業界初の認知症関連サービスと認知症保険を提供

2016年3月29日

朝日生命が認知症保険を発売

朝日生命保険相互会社は3月22日、認知症専用介護保険の「認知症介護終身年金保険(返戻金なし型)」及び「認知症介護一時金保険(返戻金なし型)」を4月4日より発売することを発表した。

「公的介護保険制度の要介護1以上になったと認定される」かつ「所定の認知症となる」の両条件を満たした場合、年金または一時金が支払われる。

朝日生命の主力商品「保険王プラス」に「認知症介護終身年金保険(返戻金なし型)」「認知症介護一時金保険(返戻金なし型)」を付加した商品は「あんしん介護 認知症保険」と呼ばれる。

朝日生命の認知症保険の特徴

新商品には4つの特徴がある。

第一に認知症専用の介護保険であること。経済的負担の大きい認知症に特化した保障を提供し、追加費用の負担に備えることができる。

第二に公的基準に連動していること。「公的介護保険制度」等に連動しているので、支払い事由がわかりやすい。

第三に要介護1以上で保険料払い込みが免除されること。認知症に該当しなくても、保険料が免除される。

第四に受け取りタイプは2種類あること。顧客がニースに合わせて選択することができる。

新サービスの開始

朝日生命は認知症保険の発売と平行して新サービスを開始する。新サービスは「シニアにやさしいサービス」と呼ばれる。「シニアにやさしいサービス」は以下の5つの特徴がある。

第一に「契約内容説明制度」。契約者が事前に登録した「家族」に対し、契約者と同等の説明を行う。家族も契約内容を理解しておくことで、万一、契約者自身が手続きできない場合は、家族が手続き漏れを防ぐことができる。

第二に「指定代理請求特約(2016)」。被保険者が保険金請求手続きをできない時に、予め指定した代理人が請求できる制度は今までもあった。新特約では指定代理請求人の指定範囲が拡大され、弁護士等であっても代理請求人になれる。

第三に「診断書取得代行サービス」(業界初)。要介護認定された顧客を対象に、介護保険金や給付金の請求に必要な診断書を、保険会社が無償で代行取得する。

第四に「わかりやすい手続き書類」。記入欄を拡大したり、カラー化したり、記入箇所を集約したりして、手続き書類をより一層わかりやすくする。

第五に「介護あんしんサポート」の拡充。契約者向けに介護関連のサービスを提供する「あんしんサポート」を拡充する。例えば、認知症の電話相談を紹介したり、家事代行サービスを紹介したり、介護施設の体験利用を無料で提供したりする。

新サービスは、加入時から保険期間の満了・支払時まで、顧客に安心を提供する体制を強化することを目的に導入されたものである。

(画像はプレスリリースより)

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▼外部リンク
朝日生命保険相互会社 プレスリリース[pdf]

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