相談2000件超のノウハウが詰まった『認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ』発刊

2016年3月27日

言葉かけのポイントと具体例が

訪問介護事業、通所介護事業等を行う、株式会社日本エルダリーケアサービス(日本エルダリーケアサービス)は3月22日、同社役員執筆の書籍『認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ』が3月23日に講談社より発売されると発表した。

同著の目次に並ぶ「引き算」がキーワード。

認知症の人は、病気によって記憶が失われていく「引き算の世界」に住んでいます。だから私たちは、その世界に合わせて「引き算」を使った言葉かけや対応をする必要があります。
(プレスリリースより)

高齢者、家族、現場の介護職員など、認知症で困っている人の状況に対する一助になることを期待する思いで、同著は執筆されている。

20年以上にわたる著者の認知症専門相談件数は

著者の右馬埜節子(うまの せつこ)氏は1943年、岡山県生まれ。現在は「認知症相談センターゆりの木」代表、日本エルダリーケアサービス執行役員。認知症専門の相談員として1993年から介護の仕事に携わり、2003年には同氏が担当していた認知症の人の居場所として「デイホームゆりの木中野」を設立した。現職以外に、研修・指導・講演の経験も。

対応したケース数は2000件をはるかに超え、著書の内容は、はそれら多数のケースを通じて生まれたもの。

(画像はプレスリリースより)

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