「抗認知症薬の適量処方を実現する会」第1回特別セミナー開催

2016年1月31日

2月7日(日)東京にて

一般社団法人抗認知症薬の適量処方を実現する会は、2月7日(日)、第1回特別セミナーを開催する。同会理事の長尾和宏氏らが、在宅療養や町医者の視点から認知症治療について講演をおこなう。医師、介護スタッフ、患者の家族など、誰でも参加が可能。

抗認知症薬について

現在、医師があつかう抗認知症薬で保険が適用されるのは、4種類。薬の添付文書には、抗認知症薬処方の際には最少量より開始し、一定期間ごとに初期量の2~4倍量まで増量しなければならないことが記載されている。

抗認知症薬は、患者によって薬の適量に個人差があり、怒りっぽさ、歩行困難、嘔吐などの副作用が生じることもある。しかし医師の判断で薬の量を減らした場合、保険外診療として診療報酬がカットされる例もあるという。

町医者主導の認知症診療を

「抗認知症薬の適量処方を実現する会」は、患者の個別性を無視した一律の投与基準は認知症の人の尊厳を損ねるとの考えから、抗認知症薬の増量規定の撤廃と医師の裁量による適量処方の実現をめざして設立された。

今回の特別セミナーでは、長尾クリニック院長でもある長尾和宏氏による講演「認知症の在宅療養のコツ -お薬の落とし穴と正しいケア‐」、同会理事で笠間市立病院の白土綾佳氏による講演「町医者主導の認知症診療」が開催される。

特別セミナー開催概要

【日時】2016年2月7日(日) 14:00~17:00
【会場】TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター (東京都中央区八重洲1-2-16)
【定員】100名
【参加費】1000円(テキスト代を含む)
【申込期限】2016年2月1日(月)
【問合せ先】一般社団法人抗認知症薬の適量処方を実現する会(TEL:03-5541-1445/FAX:03-3206-1536/E-mail:info@tekiryo.jp)

申込方法は、下記ホームページの申込フォーム、または案内チラシに必要事項を記入の上、FAXにて。参加証ハガキ(またはメール)が送付されるので、当日は参加証と参加費を持参。

(画像は特別セミナー・チラシより)

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▼外部リンク
抗認知症薬の適量処方を実現する会
「抗認知症薬の適量処方を実現する会」特別セミナー・チラシ[pdf]

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