埼玉老人ホーム、認知症男性が入居女性殺害容疑で逮捕

2016年1月5日

顔面をベッドの柵で殴打

1月4日、埼玉県戸田市本町の介護付き有料老人ホーム「サニーライフ戸田公園」で、入居中の女性の顔面を殴って殺害した容疑で、同じく入居者である認知症の男性が逮捕された。

1月4日午前0時頃、巡回中の同施設男性職員が、自室で血だらけになっている小田みと子さん(87)を発見した。小田さんは顔面を骨折しており、搬送先の病院でまもなく死亡が確認された。

発見当時、現場には隣の部屋に入居する平岡照安容疑者(78)がいて、転落防止用のベッドの柵を取り外し、小田さんを数回にわたり殴ったことを認めた。「うるさかったからたたいた」と述べており、埼玉県警蕨署は殺人の疑いで逮捕した。

容疑者は車椅子生活の認知症男性

逮捕された容疑者は認知症で、普段は車椅子で生活していた。警察によると、

「平岡容疑者と小田さんの間にトラブルなどは確認されていない」(産経ニュースより引用)

ということだが、容疑者がどのような経緯で犯行に至ったのか、現在、当時の詳しい状況を調査中ということだ。

「小田さんは要介護5で寝たきりの状態だった」(毎日新聞より引用)

という。

(画像は埼玉県警察ホームページより)

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埼玉県警察


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