増補改訂版『親の介護をはじめてみたらお金の話で泣き見てばかり』
2022年9月30日
親の介護を「1円でも安く」乗り切る超裏ワザとは!?
株式会社双葉社(東京都新宿区)から新刊『増補改訂版 親の介護をはじめてみたらお金の話で泣き見てばかり』が発売されました。認知症とお金の問題を取り上げた一冊です。親の資産についての注意事項、行政サービスの利用方法などを知り、ささやかな心の余裕が持てる、イライラしがちな親の介護を少しでも穏やかに乗り切るための情報が掲載されています。
本書の著者・鳥居りんこさんも、そんな恐ろしい状況に晒されたひとりだ。「以前、認知症の母の代わりにATMで預金を下ろそうとしたら、教えられた暗証番号が違っていて、冷や汗ダラダラものでした」と明かす。掲載されている「親の具合が悪くなる前に最低限やっておきたいことチェックリスト」は、ハードな実体験から著者自身が導き出したものです。
「親のキャッシュカードや実印・印鑑登録カード、マイナンバーカードの有無」「子供や孫名義の預金」や「生命保険」があるのか、ないのか」「ゴルフ会員権」「リゾート会員権」などがあるのか、ないのか」など全23項目にわたる詳細なリストが掲載されています。
医療費を節約できる行政サービス
しかし月々の介護や医療費を節約できる行政サービスを駆使すれば、数万円単位の払い戻しを受けられるケースもあるというから、利用しない手はありません。著者の場合、介護費用と医療費を併せて節約できる「高額医療・高額介護合算療養費制度」を駆使し、約6万円が戻ってきたといいます。
ただし、手続きなどは介護初心者には高いハードルでもあります。本書はそんな介護ビギナーの不安に丁寧に答えて応援する超裏ワザが豊富に紹介されています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
双葉社公式HP
おすすめ記事リンク
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 11/28(木)「オンラインフレイル予防講座」防災編を開催(福岡市)
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【東畠先生の福祉用具コラム(第1回)】 認知症の人の支援機器