「歯数とアルツハイマー型認知症との関連」日本歯科総合研究機構
2021年6月7日
歯の不健康は認知症リスクを高める
(公社)日本歯科医師会・日本歯科総合研究機構(東京都千代田区)は、恒石美登里・主任研究員を中心にNDB第3者提供データ(※)を用いた論文「歯数とアルツハイマー型認知症との関連」を発表し、米国の雑誌「PLOS ONE April 30, 2021(オンラインジャーナル)」に掲載されました。 (※)NDB は「高齢者の医療の確保に関する法律」を根拠として、特定健診および特 定保健指導情報、ならびにレセプト情報を保険者より集め、厚生労働省保険局において管理される データベース。 本論文では、2017年4月に歯周炎または歯の欠損を理由に歯科受診した60歳以上の患者、それぞれ401万名、66万名を対象として、アルツハイマー型認知症病名の有無との関係を検討しました。その結果、性・年齢の影響を統計学的に除外しても、歯数が少ない者、欠損歯数が多い者ほどアルツハイマー型認知症のリスクが高いことが明らかとなりました。 (画像はプレスリリースより) ▼外部リンク 「歯数とアルツハイマー型認知症との関連」で日本歯科総合研究機構が論文を発表おすすめ記事リンク
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【平野浩彦先生インタビュー】歯科医師の視点から見る認知症