弁護士費用も保障、「精神疾患・認知症などのための保険」

2018年7月31日

認知症高齢者をサポートする保険

一般社団法人 全国地域生活支援機構「JLSA」(東京都新宿区)は、6月1日より社団の個人会員向けに精神疾患・認知症・身体障害者の方やその家族・支援者のための保険「わたしのお守り総合補償」をスタートしました。

精神疾患者や認知症の方の事件・事故、徘徊等による加害事故に対する、家族や支援者の方の金銭的賠償リスクの補償など、精神障害者や認知症高齢者に起こりやすいトラブルへの金銭的な補償や弁護士への相談・委任費用が補償されるのが特徴です。

弁護士費用を保障

認知症高齢者が線路に進入し、電車運行に損害を与えてしまったり、利用している施設に損害を与えた、車椅子で通行人にケガを負わせてしまったなどの場合には、個人賠償責任補償(3億円限度)が用意されています。本人が転倒や災害によりケガをした場合でも保障があります。

さらに「わたしのお守り総合補償」には「弁護士費用補償(相談費用、委任費用)」があり、心強い存在です。これは、被害事故、人格権侵害、労働、借地・借家トラブル、遺産分割調停、離婚の際の弁護士費用を保障するもので、歩行中に自転車にぶつけられてケガをした、振り込め詐欺などの特殊詐欺、就労先から不当に労働条件を変更された、遺産分割問題で家族間でもめている等のケースが想定されます。また、日弁連「リーガルアクセスセンター」を通じて弁護士の紹介紹介サービスもついています。

費用は会員登録のための入会金が500円(初年度のみ)、制度掛金は13,010円〜23,100円(保障内容による)となっています。詳しくは下記外部リンクよりご覧ください。

(画像は公式パンフレットより)

▼外部リンク
大手損保初『精神疾患・認知症などのための保険』がスタート!事件・事故などのトラブルから守る新しい保険


このページの
上へ戻る