名古屋大学、健常者における脳の老化・萎縮様式を解明

2018年1月31日

健常高齢者は認知機能が保たれている謎に迫る

名古屋大学大学院医学系研究科(研究科長:門松 健治)神経変性・認知症制御研究部門の祖父江 元(そぶえ げん)特任教授、量子医学の長縄慎二 教授らは、加齢に伴う脳容積の部位毎の違いを初めて明らかにすることに成功しました。

研究は、ビッグデータから意味のある結果を抽出することが出来るデータ駆動型アプローチと呼ばれる手法を用いて行われ、健常者の脳画像・ゲノムコホートデータの中から、一定の基準で選び出した 293 名の磁気共鳴画像 (MRI) のデータを用いて検討が進められました。

脳は年齢とともにただ衰えるわけではない

研究の結果、脳容積は加齢に伴って一様に減少するのではなく、相対的に保たれる領域や、45 歳~50 歳頃までは、むしろ増加する領域もあること、45 歳~50 歳以降は、脳の領域間の情報伝達の効率性・統合性は、むしろ高くなる可能性を見出しました。

今後、本研究結果を踏まえて認知症との比較を行うことにより脳機能の解明が進むものと期待されます。

(本文画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
名古屋大学、健常者における脳の老化・萎縮様式を解明!〜健常高齢者は認知機能が保たれている謎に迫る〜


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