太陽生命、認知症専門医以外でも適切な診断ができる手引き
2017年5月7日
認知症保障保険の手続きが円滑に
太陽生命保険株式会社(以下、太陽生命)が、自社の保険商品「ひまわり認知症治療保険」などの認知症治療給付金の支払いに関わる診断が円滑に行われるよう、「ご担当医向け診断書記入の手引き」を作成したと発表しました。
これにより、患者の担当医が認知症専門医ではなくても、適切な診断ができることが期待されます。
診断基準の標準化を図る
認知症治療給付金の支払いのためには、「生まれて初めて器質性認知症に該当し、かつ、意識障害のない状態において所定の見当識障害があると診断確定され、その状態が180日継続したとき」との診断をなされなければなりません。しかし、加齢による認知力低下や、アルコールや精神症状にともなう仮性認知症など、症状が似たケースがある上、診断が必ずしも認知症認定医によるとは限らず、患者のかかりつけ医などが担当することも。
そういった場合でも診断書に必要な事項が漏れなく記載されるなど、適切な診断がなされるよう、認知症専門医の協力のもと作成されたのが「ご担当医向け診断書記入の手引き」です。
記入上の留意点をわかりやすく説明するとともに、具体的事例に基づく記入例を記載。認知症治療給付金の支払いにかかる診断基準の標準化を図っていると、太陽生命は説明しています。
▼外部リンク
太陽生命プレスリリース太陽生命 ひまわり認知症治療保険
この記事を読んだ方へのオススメ
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 11/28(木)「オンラインフレイル予防講座」防災編を開催(福岡市)
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 認知症介護にかかる費用