バーチャル旅行体験の認知症予防への効果 共同研究開始

2017年3月14日

医学的見地から相関関係を調査

合同会社toraruは、株式会社ナッセとともに奈良県立医科大学と産学連携を組み、バーチャル旅行体験が脳にもたらす健康作用についての共同研究を、5月より実施すると発表しました。

合同会社toraruは、クラウドワーク型のバーチャル旅行体験共有サービスを提供するベンチャー会社。株式会社ナッセは医療・介護施設開所支援を行う商社で、近畿圏に福祉施設2施設、介護施設2施設を運営。認知症予防の研究をすすめている奈良県立医科大学の澤見准教授と合同会社toraruの担当チームが中心となり、医学的見地から「バーチャル旅行体験」と「認知症予防・抑制」の相関関係について調査研究を行います。

幸福感の向上や認知機能の低下抑制の可能性

この調査研究は、「バーチャル旅行に行く頻度の高い高齢者は幸福感やストレスコーピング(対処)能力が高く、認知機能が保たれる」「バーチャル旅行体験前・旅行体験後で脳に変化があり、幸福感の向上、認知機能は低下抑制が見られる」という仮説をもとに実施。調査研究は、株式会社ナッセの運営する介護事業所に入居している約400名のうち、希望者が対象です。

脳科学的に認知機能維持への影響を検証

具体的には、バーチャル旅行体験がどのように高齢者の幸福感やストレスコーピング(対処)能力を向上させ、脳萎縮の抑制し、認知機能の維持に影響するかを脳科学的に検証。また、バーチャル旅行体験の頻度および経験が、脳のどの領域の構造に関連し、どのような認知機能レベルの維持に関連するかを明らかにするとしています。
(画像は合同会社toraruプレスリリースより)

▼外部リンク
奈良医科大学 医学部看護学科 老年看護学
株式会社ナッセ
合同会社toraru GENCHI事業部


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