認知症高齢者の徘徊対策に、屋外用BLE「Gateway」販売開始
2015年9月8日
子供や高齢者の見守りサービスに
ベイシスイノベーション株式会社は、屋外において子供や高齢者の見守りサービスなどに需要が見込まれる屋外用BLE(Bluetooth Low Energy)「Gateway」の販売を、9月1日より開始すると発表した。
近年、認知症高齢者が徘徊によって行方不明となる事件が増加している。自治体では、認知症サポーターを養成するほか、企業や団体と連携を結び認知症高齢者の徘徊を未然に防ぐ手立てをさまざまに考案している。
屋外での実証実験を実施中
今回ベイシスイノベーションでは、屋外センサーや見守りサービスに着目し、屋外用「Gateway」を販売することとなった。これは、屋外にいる子供や老人がビーコンを所持することで、居場所をリアルタイムで確認することができるというもの。たとえば、徘徊する高齢者の行動軌跡を、ビーコンと「Gateway」で追跡し、その居場所を特定することが可能となる。
認知症800万人の時代到来といわれる中、行方不明者の早期発見につなげるため、現在同社では、パートナー企業とともに複数のエリアにおいて屋外の見守りサービスの実証実験をおこなっている。
このほかにも「Gateway」では、高性能ビーコンと組み合わせることで、土砂災害の検知システムなども安価に構築できるという。今後、外部電源を必要としない太陽光パネルとバッテリー内蔵の専用ボックスも、販売を予定しているということだ。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
ベイシスイノベーション株式会社 プレスリリース
ベイシスイノベーション株式会社 プレスリリース(Dream News)
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