東大阪市 「認知症あんしんガイドブック」を発行
2016年7月26日
市内の各医療機関や地域包括支援センターで入手可能
大阪府の東大阪市が認知症についての正しい基礎知識や、認知症になった時に受けられる様々なサービスなどを記した「認知症あんしんガイドブック」を作成し発行した。このガイドブックは市内の各医療機関や地域包括支援センターで配布されているほか、同市のホームページでも閲覧できるようになっている。
「中核症状」と「行動・心理症状」から成年後見制度まで
このガイドブックでは、認知症の症状を記憶障害などの「中核症状」と、中核症状に精神的な不安や焦りなどが加わり現れる「行動・心理症状」に分けて解説、また、「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」「レビー小体型認知症」の3大認知症の症状についても解説している。
そして、認知症の初期症状に気づくことのメリットとそのポイント、実際に認知症かもと思った時と、認知症になった時の進行度ごとに受けられる支援、相談窓口なども記されている。
これらに加えて、認知症になっても住み慣れた地域に暮らし続けることをサポートする認知症サポーターの養成講座について、徘徊行方不明者を早期に保護するための「SOSオレンジネットワーク」について、また、判断能力が低下している人の権利を法的に守る成年後見制度についても紹介されている。
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「認知症あんしんガイドブック」について
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